子宮腺筋症 ディナゲスト治療から、子宮全摘、卵巣摘出までの道のり

たかが子宮腺筋症。でもそのせいで普段の生活に支障が…。そのため治療することに。その治療日記をつらつらと書いてます。

子宮全摘手術 ③(手術当日)

早朝6時に浣腸ですぅーと看護士さんが来てくれた。お尻をペロっと巡って冷たいあの液をチューーっと入れられ、3~5分我慢してくださいーーと。

もう我慢の限界、3分たったよね?!と時計確認、そして出すーーー。しかし…、浣腸液しか出てこなかった。なんてこった?!っていうか、こんなんでいいの??ダメだよね!

それ以降も全然便意がなく、もしダメならもう1度と言われる始末。

で、8時前に旦那と母が到着。2人とも心配そう。でも私はお腹が心配(笑)で、もう行きますよーって時になり、何故かお腹がキューっとなってきてトイレに行くと、出た、しかもちょっと下痢気味だし。これヤバイ感じかも。どーしよーとなりながらも、もう手術室に向かう時間。看護士さんにそのこと言うと、うーん、大丈夫でしょと(ヽ´ω`)トホホ・・

仕方なくお腹がキュルキュルのまま、手術室へ向かいました。

手術室手前まで家族に見送られ(TVで見たことある風景~)、バイバイをし、扉が開くと長ーーーーーーくて広ーーくて白ーーーーーーい廊下を看護士さんと話しながら歩く。

そして、また扉が開いていよいよ手術前室へ。いろんな機材や手術道具がいっぱいガッサーーと積み上げてある。あー、なんかこれも見たことある風景と思いながら歩いていくと、モニターがあって今日の手術予定がタイムスケジュールで示してある。なんと手術室が9つあって、それぞれ朝からフル回転で動いてるみたい!!スゴすぎる。で、私はいちばん端の9番ねーと言われ、歩いていく。途中年配の看護士さんから福山智久みたいなドクター出てきたらいいのにね!なんて言われ、はいはい福山くんと山P混じってますよーと心で突っ込みながら、なんだかそこでほっとさせられた(笑)

手術室入ると、あー、もうモニターの音がチッチッチッって鳴ってる。真ん中にはベッド。そしてあのコードブルーでお馴染みのブルーかエンジ色の手術着を来た人がいっぱいいる。

まさしく手術だよぉーー。

入ると名前確認してすぐベッドに横たわり、硬膜外麻酔の準備。でね、なんとこれが新人さんだったんですよ!隣のドクターにもうちょっと下、よく指で感覚掴んで、もう少し3ミリ手前とか、もうね、聞いてたらドキドキするような会話ばっかりしてるのよー。よく麻酔で神経おかしくなって下半身麻酔とか聞くから余計怖くなってくるし、でもやめてくださいとも言えないし。しかも下手で時間かかるから、背中への麻酔の注射も何本も打つし。でもひとつだけ安心できたのは、その間ずっと背中をエビのように丸めて痛がる私をオペナースの人が優しく包み込んでくれてたこと。ほんとずっと不安な私を優しく抱きしめてくれてた。これがあったからなんとか持ちこたえたって感じ。

で、ようやく硬膜外麻酔の準備ができ、ふと覗き込む人…あっ先生、おはよーございますぅ、よろしくお願いします。主治医の先生登場。オペの服装でマスクもし、メガネをかけて、もうほんとに福山雅治にしか見えなかったよ、私は。いや、まじでかっこよすぎた。って手術寸前でもそうやって思う私って(笑)

そして、ニコッと笑いかけてもらい、そこから私の意識はなくなりました。